虎日本一を見届けるまで続けるブログ

90年代からの阪神ファンが、まだ見ぬ日本一の瞬間を見届けるまで。熱く、冷静に、ブログを展開します!

対DeNA戦2連勝!!

第1戦(4/4) 〇小野 ●飯塚
オープン戦無失点の「ミスターゼロ」こと小野が先発。メッセに続く柱になれるか
 ①熱投の小野、先制のキッカケを作った大山・糸原の16年ドラフト組の活躍
 ②絶体絶命のピンチを切り抜けたマテオ-梅野のバッテリー
を勝因に挙げます。分かりやすい試合でした
①この試合のヒーローは小野をおいて他にはいないでしょう。
残念ながら仕事の影響でリアルタイム観戦できず動画を観ただけですが、、、惚れ惚れするような快投でした。とにかく直球が走る走る!ルーキーだった昨年も直球の質には定評がありましたが、更に良くなっていますね。レベルアップの要因の一つはフォーム。左足を上げた際の軸足のブレの無さ・安定感は素晴らしく
・金本体制下の厳しいトレーニングの成果
・2段モーション解禁による精神的なゆとり
この2点が好影響をもたらしたように思います。(元々小野は2段モーションではありませんが、ルール変更により堂々と軸足にタメを作れるようになったと推察します)
また、連日の好守が目立つ大山、安定してヒットを放つ糸原の6・7番コンビを起点に早めに先制点を奪ったのも小野を後押しする要因となりました。昨年はなかなか援護がありませんでしたから。。。
それにしても、1位大山、2位小野、3位才木、5位糸原を指名した2016年は結果的に大豊作ドラフトになりましたね!ドラフト直後は田中正義や佐々木千隼ら目玉投手回避の判断が批判対象になりました(かく言う私もその一人。。恥ずかしい限り)が、「誰を獲得するか」でなく「いかに育て、起用するか」が重要であることに改めて気づかされます。育成と起用に関して明確なビジョンを持つ現体制に見出された選手によってもたらされた勝利です。
②試合のハイライトは、「1点差に迫られなおも一死二・三塁」のピンチを凌ぎ切った8回裏でしょう。直球中心、どころか直球のみで桑原・筒香を抑えたマテオー梅野のバッテリーの度胸が吉と出ました。その直前の1番・神里を迎えた段階からスライダーが浮き気味でなおかつ曲がりがいつもより早いと判断したのでしょうか。対照的に直球は走っていたので、神里にスライダーを右前に運ばれた時点でバッテリーが腹を括りました。特に筒香から三振を奪ったシーンは外角や高低に散らしてカウントを整え、まだ一球も投げていないスライダーを意識させつつ、最後に内角にズドン!直球のみで打ち取るにはこれしかないという配球をした梅野と、それに見事応えたマテオ。金本監督がスローガンに掲げる「執念」を強く感じたシーンでした。


第2戦(4/5) 2-0 〇メッセンジャー ●東
 ①中5日を物ともせず貫禄投球のメッセンジャー
 ②負けてもなお素晴らしかったルーキー東
両投手によるロースコアながら締まった試合でした。
①この日のメッセはどの球種も良く、こういう投球されたら相手はどうしようもないでしょう。直球は球威と角度があり、フォークはちょうど良い高さにコントロールされ、カーブで緩急を使うこともできる。DeNA打線がやや低めの変化球への見極めが出来なかったことも、メッセの快投をアシストする要因にはなりましたが、かと言って高め直球も力があったのでしょうがないですよね。全く危なげなかった。
ただし、今回は首脳陣の中5日起用にメッセが見事応えましたが、しばらくは中6日で回して欲しいです。メッセにアクシデントがあったら、、、考えたくもない事態ですが、それはイコール「阪神終了のお知らせ」です。目先の勝利に囚われず、ペナントレース全体を考慮して大事に起用して欲しいですね。メッセは投げたがるでしょうが(;^_^

メッセで確実に勝ちを拾うために、エース級の投げ合うカード頭の金曜でなく1日ズラした木曜に登板させる。そのための今回限りの中5日起用なのだと信じたい。
②DeNAのドラ1ルーキー東の投球も素晴らしかったです。阪神が勝ちはしたものの、今後のことを考えたら嫌な投手が出てきたなぁ。というのが率直な感想です。単純に球に力がありますが、それ以上に脅威に映ったのはコントロール。スライダー、チェンジアップなどの変化球でいとも簡単にストライクを取れる制球力があり、自滅を期待できるような投手では全くありませんでした。開幕からまだ5試合ですが、残塁が目立ち中押しがなかなか出来ないことが課題の一つに挙げられる阪神。それはこの手の安定感がある投手を打ち崩すことがまだ出来ていないからです。東投手とは今後幾度も対戦することになるでしょうし、大山選手あたりの奮起を期待したい所です。しかし、この東投手の一本釣りに成功したDeNAの戦略性には感服するばかり

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