虎日本一を見届けるまで続けるブログ

90年代からの阪神ファンが、まだ見ぬ日本一の瞬間を見届けるまで。熱く、冷静に、ブログを展開します!

藤浪の苦悩は深く。。濃く。。。

対中日 第1戦(4/6) 2-3 ●岩崎 〇小笠原


①長いトンネルから抜け出せない藤浪
②小笠原の前に無策感の拭えない打線
③主砲がブレーキじゃ苦しい。気張ってくれロサリオ


マイナスなワードばかりで虎党の皆様、申し訳ございません。
ただ、相手の方が内容が良かったのでこうなるのも仕方ありません。
一つ一つ振り返ります。
①またしても早期降板の憂き目にあった藤浪。私が最も肩入れする選手なだけに、残念でなりません。右打者が打席に立った時には1塁側、左打者が相手の時には3塁側へのボール球が目立ち、「当ててはならない」の意識がありありと伝わってきます。過去の死球騒動を鑑みるに致し方無いですが、今にしてみれば2015年の広島黒田への死球が全ての引き金になったように思えてなりません。勝てていた時期も度々死球はありましたが、今ほど荒れてはいませんでした。これもメジャー帰りのレジェンドの威光なのでしょうか。。
メンタルだけでなく、フォームでもまだ改善の余地ありと感じます。(私も高校時代制球難に苦しみました。勿論、藤浪とは次元があまりにもあまりにも×100違いすぎて言うのもおこがまし過ぎるのですが)気になるのは、
・左足を上げた時の軸足のバランス
(一昨日の小野が素晴らしかっただけに余計に気になりました)
・左手の使い方
(右腕を振るために左手もかなり振っていますが、キャンプの時のように素直にベース方向に向けていいと感じました)
の2点です。
ただ、どんなフォームにしろ「継続は力なり」の精神でブレずにやってほしいです。
そして、阪神ファンは苦しい時こそ彼を支えて欲しい。
誰よりファンを喜ばせる力を持っているはずですから、そうなるまでは声援を送り続けたいですね!


②中日先発の小笠原は確かに威力あるボールを投げます。
面構えが良く、打者に向かっていく気持ちがあります。
得点するのが難しいのは分かるんです。
そういう簡単に点が取れない、連打が期待できない時こそ「動き」が欲しかった!
いくつか仕掛けても良い時はありました。
・4回裏一死一塁、打者大山
・5回裏二死一塁、打者高山
・7回裏二死一塁、打者俊介
走者を動かして少しでも小笠原のリズムを狂わせたかった。
上記のケースで打席に立った彼らならエンドランは悪くない作戦のはず。
最後まで見下ろされて投球されましたから、怖さが無いと映ったのでしょう。
ただ、それにしても昨日の東に続き今日の小笠原も素晴らしかった。球速こそ東の方がありますが、球威は小笠原の方がありそうかなと。テイクバックは小笠原の方が小さいですから、フォームの割に球が来るという感覚がより強いのでしょうか。「阪神には左投手をドンドン当てていこう」と思われたら大変です。右打者の奮起が求められる所。ロサリオ・大山の出来が今季の打線のカギを握ります。


③得点圏でのロサリオの打棒の沈黙。原因ははっきりしています。全部遅いんです。
構えるのが遅れ、始動するのが遅れ、ベース上で振り遅れて詰まる。
得点圏ではクイックで投げるケースも増えますからその傾向はより顕著になります。
外角変化球の見極めの悪さが指摘されていますが、それより深刻なのは直球に対して立ち遅れていること。相手バッテリーから恐れずに直球を投げられ、カウントを簡単に稼がれてるからこそ外角変化球を楽に投げるシチュエーションを許しているわけです。
まずは直球をしっかり捉えること。これにより「厳しいコースでないと直球は投げられないな」と相手バッテリーに威圧感を与え、自分の有利なカウントが増えます。そして、苦し紛れにカウントを取りに来た変化球が浮いてくるという好循環が生まれます。
決してスイングは悪くないはずなので、構えや始動といった準備動作さえワンテンポ早くするだけ。簡単に修正できるはずなので、コーチ陣とともに修正して浮上につなげて欲しいですね。明日からも注目します

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